第3回 月に1度はやっておこう!
まぁ、チェーン駆動のMT車に乗る以上定期的にしなくてはならない事の一つ。
今回はチェーンメンテナンスだ。
最初に幾つか注意をしておこう。
エンジンは必ず完全停止で!絶対にエンジンを始動させた状態で行ってはならない!
第3者が触れる環境なら万が一を考慮してキーを抜いておけ!
指がなくなるぞ!
そして、走っている時のタイヤの回転方向と逆にチェーンを動かすこと!
人間の手でもチェーンとスプロケの間に指を挟んだら指を無くすぐらい容易い。
指が千切れなくても挟んだらかなり痛いぞ。
画像はエリミネーター当時に撮影したものであるが、基本的にやり方は一緒。
まずはリヤホイールをフリーな状態にすべくセンタースタンド、なければリヤスタンドを使用しホイールを浮かせる。
どっちもねぇ!
ってんなら仕方ない。バイクごと押してチェーンを動かせ!
リヤスタンドは車体を真っ直ぐに立てた状態で、且つハンドルを真っ直ぐにして、後ろについてるハンドルを押し下げれば持ち上がる。慣れない時は誰かにハンドルを抑えて貰っておくと良い。慣れたらこんなもん、一人で出来るようになる。
肝心なのはスタンドの受けが左右均等になっている事。左右でずれると保持した際にスタンドが斜めになり、とても危険な状態になるので要注意。このように持ち上げる事が出来たなら、車体を左右に揺すって据わりを確認すること。グラグラしてたらいつ倒れるか分からないゾ!倒れたりなんかしたら、せっかくの愛車が傷だらけになるでの。
続きまして、道具を揃えましょう。
汚れたクリーナーを受ける受け皿。2L容量程度のものが使いやすい。タイヤやホイールなど、周辺を汚したくない人は図のようにダンボールの切れ端をチェーンの後ろにカマしてあげよう。これで洗車がだいぶ楽になるよ。大小二つあると便利なナイロンブラシ。そしてチェーンクリーナーとチェーンオイル。今回エリミネーターにはシールチェーンが使用されているのでシールチェーン対応のクリーナとオイルを使用した。ノンシールチェーンだったらもっと安く手に入るパーツクリーナで十分よ。これだけあればチェーンメンテナンスは事足りる。
それでは早速洗いましょう。チェーンのプレートの隙間、プレートとローラの隙間に少量垂らす。湿潤タイプならホントに少しで十分だ。画像では分かりやすくするために多めに垂らしてるけどね。
クリーナが付着したら早速ブラシでゴシゴシ。汚れが酷ければ一度ゴシゴシした後にシュシュってな具合にやや勢いつけてクリーナを吹いて汚れを吹き飛ばそう。洗浄箇所はクリーナが乾かぬウチに、ウエス等でふき取る事を忘れずに。
一通り洗浄したチェーン。どうだい?最初の画像と比べたら雲泥の差だろ?後ろのダンボール板も真っ黒。受け皿で受けたクリーナも真っ黒!
クリーナに余裕があるのなら、このようにスプロケも洗おう。ココも例外に漏れず、泥や鉄粉なんかが付着しているので、綺麗にしておくべし。画像がブレててゴメンよ。
チェーンの洗浄が終わったらすかさず注油!
プレート同士のつなぎ目、ローラとプレートの隙間にオイルを吹き付ける。この際だから、地面に垂れない程度にやや多めに吹き付ける。チェーンの外側を軽く拭き取りながら行うといいだろう。
全てのプレートの隙間とローラの隙間にオイルを吹いたら、暫く手でタイヤを回転させてチェーン全体によく馴染ませよう。
そのまま煙草でも吸いながら5分おきぐらいに、チェーンを半周させて、奥の奥までしっかり馴染ませてやるのがベスト。
これを3〜4回繰り返したら画像のようにウエスで余分なオイルを拭き取ってやろう。余分なオイルは何れ走行中に飛び散っていろんな所を、これでもか!というぐらいに汚してくれる原因となる。
まぁ、最低限、月イチぐらいでやろう。周に1度は給油。出来れば一雨ごとに給油すること。
でないと・・・チェーンが切れて大変な事になる。何が大変て、高速走っててチェーンが切れたら最悪だぞ?足にヒットすれば即大怪我だし、走行中のタイヤに絡まったりしたら死を覚悟してもいいだろう。
どっちにしろ命に関わる重要部品の一つなので定期的なメンテナンスを心がけよう。
以上で終了だ。